ITドライブ徹底試乗 ITS機能『LKA』

試乗記 国産車

LKA … レーンキープアシスト

フロントガラスの上部に設置したCCD(CMOS)カメラを使い、路上に描かれた白線を認識し、ステアリング操作をアシストして「クルマが左右の白線内、中央部付近に留まるように制御する」というシステム。

コンピューターによる介入制御が可能な電動パワーステアリングを採用したクルマに付加されており、バイ・ワイヤ技術が発展していけば下位グレードのクルマにも波及することが考えられる。装着車種が最も多いのはトヨタ(レクサス)で、車速50km/h以上、道路の幅員(左右の白線の間)が3-4mの条件でシステムが使用可能となる。

基本的には高速道路や有料道路などで使うものと考えた方が良いだろう。白線から逸脱しそうになると警報を鳴らすとともに、ステアリング自体を小刻みに揺らして運転者に警告する。また、ACCを併用している場合には、小さな操舵を行い、レーン中央を走行するようにアシストする機能も。とはいえ、完全な自動操舵を行うものではなく、あくまでも「アシスト」に留めていることは名称にも現れている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ショッピングセンターに320台の名車・旧車が大集結…第5回昭和平成オールドカー展示会
  2. 「通勤とか買い物にちょうどよさそう」オシャレ系特定小型原付『ウォンキー』にSNSでは反響
  3. 『V』クラスより上級のミニバンか? メルセデスベンツが2026年に『VLE』『VLS』導入へ…上海モーターショー2025
  4. 【VW ゴルフGTI 新型試乗】自動車を運転することが楽しかった時代に引き戻される…中村孝仁
  5. 普通免許で乗れる「電動トゥクトゥク」、64万9000円から予約開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 東レ、偏光サングラスでの利用を可能にする新たなHUD技術を開発…フロントガラス全面展開も視野に
  2. AI家電を車内に搭載!? 日本導入予定の新型EV『PV5』が大胆なコンセプトカーに
  3. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  4. AI導入の現状と未来、開発にどう活かすか? エンジニアの声は?…TE Connectivityの独自リポートから見えてきたもの
  5. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
ランキングをもっと見る