警視庁の「年末年始初日の出暴走対策取締り」で検挙されたのは28人だった。そのうち「逃亡の恐れあり」と逮捕に至ったのは2人。いずれも昨年12月30日夜8時から今年1月3日朝8時までの期間に都内で検挙された人数だ。
検挙人員のうち道交法違反が26件。道路運送車両法違反が2件。多数を占めたのは、16件の速度超過だった。逮捕された違反者の1人は八王子料金所での検問中に取締りをうけたナンバーを取り外した車両だった。
暴走車両走行台数は、四輪車53台、バイク27台の合計80台だった。
昨年と違い天候に恵まれながらも、違反者は増えなかった。警視庁関係者は「高速道路上での取締りが周知され、一般道へ回避して少数で走行するためではないか」と分析している。