米国の自動車業界が4日(現地時間)発表した2005年の新車販売統計では大手3社がいずれも最高を達成した日本車が躍進、シェアは04年より1.7ポイント上昇して32.2%となった。
米ビッグ3は、ダイムラークライスラーのクライスラー部門が前年比4.8%増と販売台数を伸ばしたもののGM(ゼネラルモーターズ)とフォードモーターはそれぞれ3.7%、5.0%のマイナスとなった。
この結果、3社合計のシェアは1.8ポイント低下の56.9%と過去最低を記録した。ほぼ日本車の拡大分を失った格好。日本の大手3社の合計シェアは28.2%で、初めてGM(26.6%)を上回っている。