渡辺トヨタ社長「他社を大きく凌駕する技術開発を」

自動車 ビジネス 企業動向
渡辺トヨタ社長「他社を大きく凌駕する技術開発を」
渡辺トヨタ社長「他社を大きく凌駕する技術開発を」 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車は6日、2006年の始業式を行い、渡辺捷昭社長が社員に向けて年頭メッセージを送った。このなかで渡辺社長は今年の課題として、(1)成長に向けた戦略的取り組み強化、(2)成長のための足元固め---の2点を掲げた。

前者では技術開発と現地化の側面があるとし、技術開発については「環境・安全・品質・原価について他社を大きく凌駕する設計や生産技術開発の継続」を訴えた。現地化は海外事業の更なる拡大に備え、「グルーバルな視点での人材育成や現地事業体の自律」を進めたいとしている。

一方の「足元固め」については、昨年の大量リコールを踏まえ、「品質は工程で造り込むという強い意識を持ってほしい」と訴えた。また、原価低減策であるVI(バリュー・イノベーション)活動などを通じたコスト競争力強化の推進にも言及した。さらに社員への「お願い」として「大企業病への流れを阻止してほしい」と強調した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  3. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  4. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
  5. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る