【CES 06】USBで音楽を楽しむオーディオが続々登場

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【CES 06】USBで音楽を楽しむオーディオが続々登場
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今回のCESで一つの大きな流れとなったもの、それは“マスストレージクラス”のUSBに対応したカーオーディオが各社より相次いで登場したことだ。マスストレージクラスとはパソコンのUSBインターフェイスに接続して使える記憶媒体を総称したもの。

Windows XPやWindows 2000、Windows MeなどのOSを搭載しているパソコンでは、OSがUSBマスストレージクラス用のドライバを標準で持っているため、ドライバを別にインストールする必要はない。そのため、ほとんどの場合、パソコンに接続するだけで記憶媒体の中に入っているファイルを読み込んだり、別の機器にファイルを書き込んだりできる。

これまでMP3やWMAといった、エンコードしてパソコンにため込んだ音楽ファイルをカーオーディオで聴くためには、ファイルをCD-Rなどに焼くなどの手間がかかっていた。USBマスストレージクラス対応によって、たとえばUSBフラッシュメモリなどにファイルを移しておけば、簡単にそれらの音楽が楽しめる。

最近のカーオーディオでは『iPod』への対応ばかりが話題になっていたが、普段iPodを使わないユーザーにとっては音楽データの移動に関してにより汎用性の高い、手軽な対応が求められていた。このマスストレージ対応USBの搭載は、そうしたユーザーにとって大きなメリットをもたらすだろう。

●ケンウッド『DPX701』---2DIN型CD/MP3/WMA/AACレシーバー。USB端子は本体正面右下。大きめのダイヤル式インターフェイスを搭載し、ナイトドライブに効果的なフレキシガラス採用のフロントパネルを採用。

●クラリオン『DB365USB』---CD/MPS/WMAレシーバー。USB端子はフロントパネルの右側にある。トータル200Wのパワー出力を備え、コントラストの高い液晶パネルも用意する。

●アルパイン『DVA-9861』---USB用コネクタを外部に用意したDVDレシーバー。DVDオーディオ再生も可能で、iPodのダイレクトコントロールにも対応している。

●JVC『KD-SH1000』---CD/MPS/WMA/SDレシーバー。USB端子を備えただけでなく、SDメモリーカード用スロットを用意し、ここでのMP3/WMA再生も行える。

《会田肇》

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