アイスバーンで滑って踏切に進入

自動車 社会 社会

9日午後、北海道奈井江町にあるJR函館本線の踏切で、踏切手前で停止しようとしていた軽自動車がスリップして遮断棹を越えて内部に進入、通過中の特急列車と衝突する事故が起きた。クルマに乗っていた子供含む4人のうち、2人が軽傷を負っている。

北海道警・砂川署によると、事故が起きたのは9日の午後2時15分ごろ。奈井江町奈井江付近にあるJR函館本線の踏切で、32歳の男性が運転する乗用車が踏切待ちのために停車しようとしたところ、アイスバーンでスリップ。すでに遮断機は作動していたが、クルマは遮断棹を押し出すようにして踏切内に進入。直後に通過してきた特急列車の2両目付近に衝突した。

この事故でクルマは前部が大破。運転者を含む前席の大人2人が打撲などの軽傷。後部座席に同乗していた子供2人と、特急列車の乗客乗員約100人にケガは無かった。現場は踏切に向かって直線の町道で、路面は圧雪アイスバーンの状態だった。運転していた男性は警察の調べに対して「ブレーキを踏んだが、そのまま滑走した」などと話している。

事故の影響により、JR函館本線は岩見沢−滝川駅間が一時不通となり、上下あわせて25本の列車が運休。約7000人の足に影響が出た。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る