ハイテク株や建設・不動産株を中心に買いが入り、全体相場は3日続伸。もっとも、利益確定の売りも活発で、平均株価の上げ幅は10円に満たなかった。外為市場での円高基調に警戒感が強まり、自動車株は全面安となった。
日産自動車が前週末比9円安の1254円と6日ぶりに反落し、ホンダは110円安の6490円と反落。
大手経済紙が「トヨタとの提携を機に富士重工業(スバル)が国内販社を33社に削減」と報じたが、市場は無反応。富士重工は12円安の622円、トヨタ自動車も90円安の5970円と反落した。
こうした中、日野自動車工業のみが9円高の756円と反発した。