マツダ、三菱商事とエネルギー供給会社を合弁で設立

自動車 ビジネス 企業動向

マツダと三菱商事は共同で、マツダの本社工場、防府工場(西浦地区を対象に電力と熱エネルギー(蒸気)を供給する事業会社「MCMエネルギーサービス株式会社」を設立したと発表した。
 
新会社は資本金が1億円で、マツダと三菱商事が折半出資する。新会社はマツダの本社工場、防府工場の既設火力発電設備を引き継ぐとともに、新たな火力発電設備をマツダの本社工場内に建設し、2008年4月から営業運転を開始する計画。新会社はマツダの工場に電力と熱エネルギーを供給するほか、一部の電力を電気事業者に販売する。

三菱商事は「オンサイト発電事業」を戦略分野と位置付け、電力及び熱エネルギー調達のアウトソーシングを目的として特定事業会社を顧客ごとに設立する形で事業を展開しており、グループ会社ダイヤモンドパワーの電力小売事業との協調も図りながら、今後更なる事業拡大を目指す。
 
マツダは、これまで本社工場と防府工場で独自の発電設備により電力と熱エネルギーを確保してきたが、三菱商事と新会社を設立し、発電能力を増強することで、さらに低コストで安定したエネルギー供給体制を確立する。また熱エネルギー供給源として使用していた重油焚きボイラーを廃止するなどエネルギー利用の効率化を進め、環境に優しい生産工場の確立を目指す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  4. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  5. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る