いすゞ自動車は19日、グローバル市場に対応するため開発を進めている小型と中型トラックを統合した全面改良モデルの第一陣として、小型クラスを今年秋にも国内で生産開始する計画を明らかにした。
こトラックは世界市場の多様な需要に対処できる基本モデルとして開発しているもので、積載量は2トンから6トン程度までのバリエーションが可能。仕向地によって排ガス対策や積載量などを変更して「迅速に市場投入できるようにする」(井田義則社長)。
安全、経済性、環境といった基本性能の向上のほか、量産効果によって「コストでも他社を大きく凌ぐ」(同)トラックとする。年内に生産を開始し、「07年からまず国内市場に投入する計画」(当麻茂樹副社長)という。