新型コンパクトSUVのダイハツ『ビーゴ』/トヨタ『ラッシュ』(17日発表)には、ダイハツでは久々の1.5リットルとなる新型エンジンが搭載されている。このエンジンは『ブーン』などに積まれている1.3リットル「K3型」をベースにストロークアップを図り排気量を拡大したものだ。
ビーゴの開発を担当したダイハツ工業製品企画部臼井悦男さんは「ビーゴのエンジンは、K3型の1.3リットルがベースになっていますが、ヘッド回りなどを新設計した新型エンジンです」
「ストロークを増したことで、低速からトルクが出ていますので、街中から高速まで気持ちよく走ってくれます。ビーゴの車両重量は4WDで1180kgありますが、このエンジンならストレスを感じることはないでしょう」とコメント。
ビーゴはFRベースなので、このエンジンは縦置きに搭載されているが、すでに横置きバージョンがトヨタの『bB』に搭載されて発売されている。ただし、bBは環境性能で4つ星を獲得しているのに、ビーゴは3つ星となっているのが残念なところだ。