ガソリンスタンド総合支援ウェブサイト「満タンねっと・ドット・コム」（運営：イービズトレード）では、低燃費車対応オイル『満タンパワーマイレージ』シリーズを開発、会員スタンドを通じて発売した。低粘度・ロープライスが特徴だ。
ハイブリッドカーはじめ低燃費車が増えてきたのに伴い、エンジンオイルの粘度は、SAE粘度分類が「10w-30」から「5w-30」、「0wー20」へ移り変わってきている。すなわち粘度が低くて潤滑性能も高いオイルがピストンの摩擦抵抗を少なくして燃費の向上に寄与するわけだ。
満タンねっとによると低燃費車はいずれも0w−5wオイルを使用する。現在日本国内の新車販売のうち、0w-20や5w-30のオイル適合車の比率は約80％にもなり、日本国内の全保有台数の17−18％になる。ちなみにF1マシンも燃費を向上させるため、0w-30というオイルを使用しているという。
しかし従来、SS向けの0w-20オイルは高価で、逆にターゲット客のトヨタ『プリウス』やホンダ『フィット』など低燃費車は経済的なメリットを重視した家族や女性ユーザーが多く、なじまなかった。
そこで満タンねっとでは、従来の常識を覆した高品質低粘度で低価格のオイルを開発した。、フォーミュラーニッポンなどレーシングカーオイルも手掛ける技術力の高い会社が開発に協力しているそうだ。
満タンパワーマイレージは次の3種類
●API規格：SM／SAE粘度：0w-20
●API規格：SM／SAE粘度：5w-30
●API規格：SM／SAE粘度：10w-30
SAE：アメリカ自動車技術会
API：アメリカ石油協会