トヨタ自動車は、メキシコ工場のトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・デ・バハ・カリフォルニア(TMMBC)の生産能力を、現在の年間3万台から2万台増強し、2007年中に、年間5万台に増強すると発表した。
TMMBCは、2004年9月からピックアップトラックの『タコマ』用のトラックデッキの生産を開始し、同年12月からタコマの車両生産を開始した。同工場で生産されるトラックデッキは、TMMBCで生産されるタコマのほか、トヨタとGMの合弁会社ニュー・ユナイテッド・モーター・マニュファクチャリングで生産されるタコマ用としても供給しており、今回の生産能力の増強で、TMMBCのトラックデッキ生産能力も年間18万台から2万台増強し、20万台となる。
今回の能力増強によるTMMBCの追加投資額は3700万ドル。