顔を隠してVサイン…速度超過の男を逮捕

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自動速度違反取締装置(オービス)の手前から故意に速度超過を行い、ナンバープレートや顔を隠した状態で通過していたとして、北海道警は21日、札幌市内に在住する24歳の男を道路交通法違反(速度超過)容疑で逮捕した。

北海道警・交通指導課によると、逮捕された男は2005年4月8日の午前3時40分ごろ、札幌市厚別区厚別東5条1丁目付近の国道12号で、制限速度を43km/h超過する93km/hで通過。オービスで撮影されることを認識した上で、クルマのナンバープレートに赤外線を透過しないカバーを装着。さらには手で顔を隠すなどして摘発を逃れようとした疑いがもたれている。

警察ではオービスが撮影した写真から車種を特定。札幌周辺で登録された同型車のピックアップを行い、外観の特徴点や車内に置かれた小物の位置から車両を特定。所有者の男から任意で事情を聞いていた。男は当初「自分のクルマではない」としていたが、手で隠しきれなかった“あごの輪郭”が酷似していることを捜査員が指摘。最終的には容疑を認めたため、逮捕に至った。

男は調べに対して「プレートカバーがあるので絶対に摘発されないと思った」と供述している。男のものとみられるクルマはこれ以外にも4回、同じ場所のオービスで撮影されており、中には片方の手で顔を隠し、もう片方の手でVサインをしているようなものもみられたという。5件について男は容疑を大筋で認めているが、恒常的に速度超過を行っていた疑いもあるとして、厳しく追及する方針だ。

《石田真一》

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