日野自動車が発表した2005年の生産・販売・輸出実績によると国内生産台数は前年比3.4%増の9万6985台と順調に推移した。
国内生産は6年連続のプラスだった。近畿圏や中京圏で、ディーゼル排出ガス規制強化の影響でトラックの代替えが増え、同社の国内販売が好調だったのが主因だ。
国内販売は同7.1%増の5万4529台で、3年連続で前年を上回った。普通トラック販売は同3.8%増の3万4000台で、のシェアは32.1%、前年よりも0.6ポイントアップした。
輸出は同4.5%減の4万1639台で、6年ぶりにマイナスとなった。アジア向けなどが減少した。