大手3社の05年世界生産は合計で1500万台突破

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トヨタ自動車など大手3社が26日発表した2005年の生産・販売実績によると、各社の世界生産はいずれも前年比7−9%の高い伸びとなり、過去最高を記録した。3社(トヨタはグループ集計)の合計生産台数は約1515万台で、初めて1500万台を突破した。

トヨタはダイハツ、日野を含むグループの世界生産が9.1%増の823万2143台。このうち海外は17%増の約362万台となり14年連続で増加した。トヨタ単体の世界生産も9.5%増の736万885台と過去最高を更新している。

日産自動車は国内がほぼ横ばいだったが米国、中国での生産増が寄与、9.4%増の350万8005台となった。海外は16%増の約205万台と初めて200万台を突破した。

ホンダも国内が1.6%の小幅増にとどまったものの、米国、アジアがいずれも17%の増加となり、全体では7.2%増の340万9991台だった。日産とホンダは世界生産規模がほぼ拮抗しているが、ここ2年は僅差で日産が上回った。

《池原照雄》

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