スバルは『フォレスター』の一部改良と同時に、特別仕様車の「エアブレイク」を設定した。エアブレイクは標準車の2.0リットルNAエンジンを搭載する「2.0X」をベースに、「クロススポーツ」用のスポーティバンパーを装着し、電動インナースライド式大型サンルーフやビルトインHDDナビゲーションといった、豪華なアイテムを標準装備している。
他にも専用の本革&ファブリックコンビシートが装備され、センタークラスターには保冷機能&イルミネーション付のマルチボックスが付く。さらにUV&赤外線カットガラス、抗アレルゲンエアコンフィルター、消臭ルーフトリムも装備されている。
フォレスターの開発責任者のスバル商品企画本部、森宏志プロジェクトゼネラルマネジャーは「エアブレイクは風を感じる爽やかな室内をテーマに仕上げていますので、大型サンルーフや抗アレルゲンエアコンフィルター、消臭ルーフトリムを採用しています。2.0Xがベースですので、車高は標準車と同じですが、スポーティなクロススポーツの外観を取り入れています。この組み合わせも、なかなか面白いと思います」とコメント。
確かにエアブレイクは車高は高いが、見た目はローダウンのクロススポーツに近い、ユニークな組み合わせだ。標準車の205mmのロードクリアランスと、クロススポーツのエクステリアの両方を欲しい人には最適なモデルだろう。
インテリアは本革を組み合わせた専用シートのおかげで、質感が向上している。さらにサンルーフが大きく、リヤシートの開放感も高まっている。価格はベース車に対して23万1000円高なので、HDDナビとサンルーフが付いていることを考えれば、非常にお買い得といえるだろう。