線路を道路と勘違い、踏切から進入

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23日午後、北海道上磯町内のJR江差線で、RVが踏切から誤って線路内に進入するトラブルが起きた。RVが線路上で立ち往生していたところを接近してきた列車の運転士が発見。列車はRVの真横を通過したが約10m離れており、衝突や接触は免れた。

JR北海道・函館支社によると、トラブルが起きたのは23日の午後1時10分ごろ。上磯町常盤3丁目付近のJR江差線で、上り線を走行していた特急列車の運転士が、下り線側の線路上で立ち往生しているRVを発見。非常ブレーキを使用したが、先頭車両はRVから150mほど過ぎた地点で停止した。列車が走行していた上り線と、クルマが立ち往生していた下り線の間は約10mの間隔があり、接触や衝突は免れている。

RVは56歳の男性が運転しており、約80m離れたところにある踏切から誤って進入。そのまま線路上を走行してきた。男性はJR側の事情聴取に対して「線路を道路だと誤認して進入してしまった」などと話していたという。男性は上り線側から踏切に入ってきたが「線路は単線だと思いこんでいた」ことから、下り線がある位置を道路と誤認。レールの上でハンドルを切り、そのまま進入してしまったらしい。

このトラブルの影響により、特急は現場で25分間停車。江差線の普通列車2本と、別の特急列車1本に最大30分の遅れが出た。

《石田真一》

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