日本自動車工業会が発表した2005年第3四半期(7−9月)の海外生産台数は、前年同期比11.5%増の270万4873台と大幅に増えた。
欧州は同0.9%減の36万8915台、大洋州は同2.7%減の3万3152台とマイナスだったものの、ほぼ全地域でプラスとなった。
主にアジアや北米市場で大幅に増えたのが主因だ。アジアは同18.8%増の105万1863台、北米は同8.3%増の102万3163台だった。中南米も同24.1%増、アフリカが同12.7%増となった。
トヨタ自動車、日産自動車、ホンダなどが現地生産体制を強化しており、海外生産は好調だ。