三菱の新型軽自動車『i』(アイ)は、新しさ、革新さを追求した軽自動車だ。革新的なパッケージングを包み込んだデザインは、勢いと伸びやかさを感じさせ、男女問わずユニセックスなデザインになっている。
デザイナーの大谷一郎氏はなぜ新しさが必要なのか理由を次のように語った。
「マッキントシュが『iMac』を出したときに、あまりパソコンに興味ない女性がデザインのよさに惹かれ買っていきました。その結果、ネットやチャット、買い物ができるなど生活が楽しくなりました。それと同じように直感的に買って頂いて、クルマに興味なかった方に、クルマって楽しいね、また軽自動車に興味なかった男性に、小さいクルマっていいねと、今までにないその人の気持ち、概念を変えていくクルマをデザインしました」
「それには強いメッセージ、気持ちを揺さぶる、刺さるような形が必要です。そのためにオブジェのようなフォルムがコンセプトになっています」とデザインの方向性を語った。
気持ちを揺さぶる、刺さるような形に加え、機能的にも優れているデザインの三菱「i」。ライフスタイルを変える可能性を秘めたデザインだ。