三洋電機とVW、ハイブリッド車用電池を共同開発

自動車 ビジネス 企業動向

三洋電機は、独フォルクスワーゲン(VW)社とハイブリッド自動車用の次世代ニッケル水素電池システムを共同開発することで合意した。 

三洋電機は、地球環境保護への意識の高まりなどから、今後急速に拡大することが予測されるハイブリッド用二次電池の開発を強化しており、すでに北米で、米国フォード社の『エスケープ・ハイブリッド』やホンダの『アコード・ハイブリッド』向けにハイブリッド用ニッケル水素電池を供給している。

現在開発中の次世代ハイブリッド用ニッケル水素電池は、これまで培ってきたハイブリッド用電池の技術ノウハウと15年にわたる民生用ニッケル水素電池分野での技術・経験を活かした電池制御技術や小型軽量化技術などの先進の電池システム技術により、高出力と高耐久性の実現を目指している。

今回、VW社とのハイブリッド用次世代ニッケル水素電池システムの共同開発合意により、三洋電機は初めて欧州メーカーにハイブリッド用電池システムを供給することになる。今回の共同開発合意を機に、VW社と緊密なパートナーシップを構築し、更なる高性能ハイブリッド用電池システムの開発、商品化を加速し、欧州でのハイブリッド事業の基盤確立に取り組む方針だ。

三洋電機は、経営不振で、今後成長が期待されるハイブリッド分野に資源を集中し、経営再建を目指す。

《レスポンス編集部》

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