現金輸送車を襲撃、4000万円を奪う

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3日午後、千葉県船橋市内のビール工場内にあるレストラン駐車場で、売上金の回収に訪れた現金輸送車が襲撃される事件が起きた。被害総額は約3000−4000万円とみられ、33歳の男性警備員がナイフで刺されて軽傷を負っている。

千葉県警・船橋署によると、事件が起きたのは3日の午後0時20分ごろ。船橋市高瀬町付近のビール工場敷地内にあるレストランの駐車場で、売上金の回収にきた警備会社の現金輸送車が3人組の男に襲撃された。

男たちは現金の積み込み作業を行っていた33歳の男性警備員をナイフで刺した後、運転席にいた57歳の男性警備員に拳銃のようなものを突きつけて「クルマから出ろ」と脅した。男たちは現金の入った袋を強奪。用意していたとみられるワゴン車に乗って、そのまま走り去った。

刺された男性は軽傷を負っており、警察では強盗傷害事件として捜査を開始。クルマは現場から約2km離れたショッピングセンターの立体駐車場で発見されたが、現金の袋は小銭が入ったものを除いて無くなっており、車内は指紋検出を困難にする目的からか消火剤が撒かれていたという。

奪われた現金は他の事業者から集めたものを含め、3000−4000万円相当とみられるが、現状では詳細な額がわかっていない。事件当日は約50カ所で集金を予定しており、26カ所での集金を終えていた。襲撃に遭ったのは27番目の集金先だった。警備会社によると集金コースは定期的に変えていて、コース決定は直前になることが多かったようだ。

《石田真一》

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