ゲームセンターで腕を磨いた…無免許少年の供述

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愛媛県警は3日、昨年12月に松山市内で無免許運転を行い、6人に重軽傷を負わせた15歳の少年が事故の3時間前から幅員5m程度の道路を100km/hを超える高速度で走行するなど、無謀な暴走を繰り返していたことを明らかにした。

愛媛県警・松山東署によると、事件が起きたのは10日の午前3時20分ごろ。松山市立花1丁目付近の県道で、交差点を進行していた乗用車とタクシーが出会い頭に衝突した。乗用車は大破し、15歳の女子中学生2人が腰や足の骨を折る重傷。15歳の男子中学生3人と、16歳の無職少年が打撲などの軽傷を負った。タクシーを運転していた51歳の男性も重傷を負っている。

クルマを運転していたのは15歳の少年だが、この少年は事故を起こす約3時間前からクルマを運転。幅員5m程度の市道を100km/hを超える高速度で走行するなどの無謀運転を繰り返していたことが判明した。調べに対して少年は「ゲームセンターで運転技術を磨いた」と供述。「運転には自信があった」などとも話すなど、自身の運転技術を過信している様子だという。

クルマについては昨年7月ごろから仲間と共謀して組織的な盗みを開始。12月までに松山市内などで17台を盗み出していた。警察ではこの少年を含む10人をこれまでに逮捕しており、一部はすでに送検されている。

《石田真一》

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