トヨタ、カナダ第2工場の能力を15万台に拡大

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トヨタ自動車は8日、カナダのオンタリオ州ウッドストック地域に建設中のカナダ第2工場の生産能力を当初計画の年10万台から同15万台に増強すると発表した。北米の販売増に対応し、現地生産車の比率を高める狙いだ。

カナダ第2工場は昨年秋に着工、2008年からSUVの『RAV4』を生産する。能力増強分は、全量RAV4とする。今回の見直しにより、第2工場の総投資額は約11億カナダドル(約1100億円)となる。従業員は約2000人を予定している。

トヨタの北米(メキシコ含む)での生産能力は現在年151万台だが、年内には米テキサス工場が稼動する。カナダ第2工場が操業する2008年には188万台に増強される。

《池原照雄》

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