GM、軽量のハイブリッド車用トランスミッションを開発 生産

自動車 ニューモデル 新型車

ゼネラルモーターズ(GM)は、米国初の軽量ハイブリッド車用トランスミッションを設計・生産すると発表した。
 
新しい2モード・ハイブリッド・トランスミッションの生産拠点はGMのボルチモア・トランスミッション工場で、来年生産を開始する予定。このトランスミッションは、GMの新型フルサイズSUVのシボレー『タホ』、GMC『ユーコン』に搭載する。これらの車両の組立はテキサスのGMアーリントン工場で行われる。

GMが米国で設計・生産したハイブリッド・トランスミッションにはもう1種類ある。2003年にGMが生産を開始した市バス用の大型2モード・トランスミッションで、これまで388台のハイブリッド駆動システムをインディアナ州のインディアナポリス工場で生産し、北米29都市およびヨセミテ国立公園の輸送システムで活用されている。2006年には216台のハイブリッド・バス駆動システムを受注している。
 
GMは、新型後輪駆動2モード・ハイブリッド車用のトランスミッションを生産するため、GMパワートレインのボルチモア・トランスミッション工場に1億1800万ドルの投資を行う予定で、新たに87人を雇用する予定。

GMのリック・ワゴナー会長兼CEOは「2モード・ハイブリッド・トランスミッションは、ハイブリッド技術を大きく前進させるもので、多種多様な一般車両にさまざまなハイブリッド・システムを提供するというGMのユニークな戦略の鍵となる。複数の柱からなるハイブリッド・プログラムは、GMの乗用車やトラックが環境に与える影響を低減できる」としている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  3. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  4. ポルシェ『911スピードスター』が劇的な復活? 992.2世代に最後の打ち上げ花火!
  5. かつてのマーチ、新型日産『マイクラ』英国発売に、SNSでは「英国は小型車の価値を知ってる」「日本でも売りゃいい」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る