【プジョー 1007 日本発表】両サイドに電動スライドドア

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【プジョー 1007 日本発表】両サイドに電動スライドドア
【プジョー 1007 日本発表】両サイドに電動スライドドア 全 4 枚 拡大写真

全長3730mmというコンパクトなボディにマルチパーパスビークル(MPV:多目的車=日本におけるRVと同義)としての機能を盛り込むというコンセプトで作られたプジョー『1007』。最大の特徴は、コンパクトハッチバックでありながら、ボディの両サイドに電動スライドドアを採用しているということだろう。

コンパクトカーにスライドドアを採用したケースとしては、片側スライドドアの3ドアハッチバックボディを持つトヨタ『ポルテ』(2004年発売)がある。が、プジョーは2002年のパリサロンで両側スライドドアを持つコンセプトカー『セサミ』を出品しており、コンパクトカーにスライドドアを採用するというアイデアの提唱者はプジョーのほうである。

ドア開口部は920mmときわめて広く、通常の3ドアハッチバックに比べて室内へのアクセス性を大幅に向上させている。また、アイデアの奇抜さだけでなく、前後に動くというスライドドアの特性に合わせ、ドアハンドルを横型ではなく縦型にするなど、日常の使い勝手にも配慮した作りとなっている。

ドアの開閉法は3通り。まずはイグニッションキーに内蔵された専用スイッチによる操作。キーには運転席、助手席、運転席&助手席の3つの開閉ボタンがあり、任意のドアを自由に開閉できる。2つ目は運転席のダッシュボード内に設置されたドア開閉専用スイッチによる開閉。3つ目はドアハンドルによる開閉だ。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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