【プジョー 1007 日本発表】エンジン2機種、プレミアムガソリン

自動車 ニューモデル 新型車
【プジョー 1007 日本発表】エンジン2機種、プレミアムガソリン
【プジョー 1007 日本発表】エンジン2機種、プレミアムガソリン 全 4 枚 拡大写真

プジョーの新コンパクトカー『1007』のエンジンは1.4リットル、1.6リットルの2機種。どちらも実用型エンジンで、使用燃料は95RON(95オクタン)。オクタン価92の日本のレギュラーガソリンは使えず、100オクタンのプレミアムガソリンを使う必要がある。

【画像全4枚】

1.4リットルは簡便なSOHCで、最高出力73ps/5400rpm、最大トルク12.0kgm/3300rpmを発生する。市街地での運転のしやすさを重視して低速域寄りのセッティングがなされており、アイドリングから中速域までフラットなトルク特性を持つ。

可変バルブタイミング機構を持たず、最高出力を5400rpmという低い回転数で発生するため、数字的には73psと国産の同クラスに比べると見劣りするが、ヨーロッパにおける公称最高速度は165km/hと必要充分な性能。

1.6リットルはDOHC4バルブ方式で、スペックは最高出力108ps/5800rpm、最大トルク15.0kgm/4000rpm。最高速度は190km/hと充分以上の性能を持っており、高速巡航時のパワーのゆとりも大きい。ロングドライブの多いユーザーには1.6リットルがお勧めだ。

ヨーロッパ市場にはこのほか、プジョー得意の排気フィルター付き1.4リットルディーゼルエンジンが投入されているが、日本市場への導入予定はない。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…岩貞るみこ
  2. トヨタとパナソニックの合弁、新型リチウムイオン電池生産開始…レクサス『RZ』やスバル『ソルテラ』に搭載
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. 米倉涼子と覚醒剤オトコとヤナセの関係---『FRIDAY』
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る