フォード、欧州の2つの代替燃料プロジェクトに参加

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フォード、欧州の2つの代替燃料プロジェクトに参加
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フォードモーターカンパニーは、欧州の代替燃料プロジェクトである「PROCURA」と「BEST」に参加し、ヨーロッパ大陸全体に率先してバイオエタノール燃料の普及への取り組みを促進すると発表した。

フォードは、欧州市場にバイオエタノール燃料で駆動するフレキシブル・フューエル車(FFV)をいち早く導入するなど、環境対応を強化している。

今回参加を決めたPROCURA(procurement、「調達」に由来)は3年間のプロジェクトで、オランダのユトレヒトで2月10日からスタートした。BEST(持続可能な交通手段のためのバイオエタノール)は、PROCURAに先立って1月25日からスウェーデンのストックホルムでスタートしている。両プロジェクトともEUが一部出資し、欧州における代替燃料および代替燃料車の市場拡大を支援するためのものだ。
 
これらのプロジェクトは、大規模なデモンストレーションを通じて、欧州における代替燃料および代替燃料車の市場浸透を図る上で直面する障壁や課題を広く理解してもらうことを目標としており、自動車メーカーや燃料メーカー、地方・中央政府組織、調査機関、公共/民間のフリート車オーナーなど、各方面の団体、企業が参加している。
 
BESTは、バイオエタノールの普及、推進に焦点を置いたパイロット・プロジェクトで、アイルランド、英国、スペイン、イタリア、オランダで、フォード車を使った実証試験等の活動を行なう。PROCURAは、バイオエタノール、バイオディーゼル、天然ガスを対象に、イタリア、ポルトガル、ポーランド、スペイン、オランダでテスト・プログラムを実施していく。 

フォードはこれらのプログラムから得られた最新の結果をもとに、欧州でのエタノール車の普及、促進のための取り組みを強化していく方針だ。

《レスポンス編集部》

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