トヨタ、中国で初の安全フォーラムを開催

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トヨタ自動車は、中国の報道関係者を対象に、トヨタの安全への取組みを講演や技術展示、公開衝突実験などによって紹介する「安全フォーラム」を天津市で開催した。

中国では、自動車市場の急拡大で、車両の安全性に対する意識が高まっている。同フォーラムでは、トヨタ独自の厳しい基準をクリアした先進の安全ボディ「GOA」や歩行者傷害軽減に配慮したボディ構造など、実車や技術展示によって紹介したほか、中国自動車技術研究センターの試験場で、現地生産車『レイツ』(日本名『マークX』)の衝突実験を公開し、高い安全性能を実証した。

同フォーラムで挨拶したトヨタの服部哲夫専務は「中国では、交通事故件数、死傷者数とも非常に多く、安全への取り組みは社会的にも大きな課題である。トヨタとしては、中国で安全な車両の提供に加え、交通安全における各種啓蒙活動、日本や世界での経験を踏まえた事故調査・解析、各種共同研究などの領域で、最大限の貢献をしたいと考えている」と述べた。

同社は、交通安全の推進を社会的責務との考えから、中国でも、昨年10月に北京市で安全運転講習会を開講するなど、交通事故低減に向けた取組みを積極的に進めている。

《レスポンス編集部》

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