スズキ、世界最大300psを発揮する船外機を発表

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スズキ、世界最大300psを発揮する船外機を発表
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スズキの米国子会社ASMC(アメリカン・スズキ・モーター・コーポレーション)は、米国フロリダ州マイアミで16日から開催されている「2006マイアミ国際ボートショー」に、4ストロークのV型6気筒船外機としては世界最大の300馬力を発揮する新型船外機『DF300』を発表した。

DF300は、センターコンソール(操舵席が船体中央にあるタイプ)の船や、スポーツフィッシングボート、高速クルーザー、パワーカタマラン艇などへの用途に適した4ストローク大型船外機で、米国市場では、2006年11月から2007年モデルとして販売開始する計画で、その後欧州や大洋州などの市場でも順次発売していく。

DF300の特長であるDOHC24バルブの高性能エンジンは、高馬力ながら挟角55度のV型6気筒シリンダーやスズキ独自のオフセットドライブシャフトにより、船外機全体の小型化を実現した。スズキEPI(マルチポイント電子燃料噴射装置)やVVT(可変バルブタイミング機構)など、先進技術を採用し、高性能・低燃費・静粛性・クリーン性能を高いレベルで実現した。

遠隔操作をこれまでの機械式ケーブルに替わる、電子式制御方式とすることで、俊敏で反応の良いスロットル制御と、スムースで確実なギヤ操作を実現したほか、カリフォルニアの環境規制「CARB」の超低排出ガス3つ星にも対応するなど、環境面にも配慮した。

ASMCでは、『DF2.5』からこのDF300まで全20モデルのラインナップとなる。

《レスポンス編集部》

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