ひき逃げ容疑者は入院患者

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17日夜、徳島県藍住町内の町道で、一時停止をしていた軽自動車に後続の乗用車が衝突する事故が起きた。クルマはそのまま逃走したが、近くの病院に入院していた男が関与していたとして逮捕している。

徳島県警・板野署によると、事故が起きたのは17日の午後9時ごろ。藍住町住吉付近にある三叉路の町道交差点で、49歳の女性が運転する軽自動車が安全確認のために一時停止したところ、後続の乗用車がほとんど減速しないまま追突してきた。軽自動車は中破し、運転していた女性と同乗していた女性の2人が頚堆を打撲する軽傷を負っている。

クルマは現場から逃走したため、警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始。現場近くにある病院の駐車場に止められていた容疑車両を発見した。このクルマを所有する48歳の男はこの病院に入院しており、同署員が事情を聞いたところ運転の事実を認めたため、業務上過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ、無免許)の容疑で逮捕している。

逮捕された男は違反累積によって90日間の免許停止処分を受けており、しかも事故当時は病院を抜け出して酒を飲みに行き、その帰路で事故を起こしていた。警察の調べに対し、男は運転した事実は認めるものの、事故起こしたことについては「身に覚えがない」と全面的に否定しているという。

《石田真一》

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