ホンダ CBR1000RR をモデルチェンジ…軽量化などで操縦性向上

自動車 ニューモデル 新型車
ホンダ CBR1000RR をモデルチェンジ…軽量化などで操縦性向上
ホンダ CBR1000RR をモデルチェンジ…軽量化などで操縦性向上 全 1 枚 拡大写真

ホンダは、二輪ロードレースモトGPで培った先進技術を採用した水冷・4ストローク・DOHC・直列4気筒1000ccエンジンを搭載した大型スーパースポーツモデル『CBR1000RR』をモデルチェンジして25日から発売する。

今回のモデルは、スタイリングの基本コンセプトやエンジンの基本スペックは継承しながら、より軽快な操縦性とマスの集中を目的に、細部に至るまで徹底した見直しを実施した。従来モデルから合計で4.0kgの軽量化を実現し、動力性能と軽快なハンドリング性能の向上を図った。
 
スタイリングでは、滑らかな曲線基調のデザインを採用し、従来モデルに対して、カウル表面積を約13%縮小した。ロアカウルに大型の排気口(エアアウトレット)を設定することで、エンジンの熱を効率良く外部に放出する。
 
エンジンは、シリンダーヘッドの形状やサイズを変更し、バルブ形状、燃焼室形状を含めて変更することで、燃焼や吸・排気効率を見直し、中・低速トルクを向上した。車体は、軽快な操縦性の実現を目的に、キャスター角とトレール量を変更するとともに、エンジンを固定するボルトなどを見直すことで、より俊敏で応答性に優れた操縦性を実現した。
 
また、フロントブレーキディスクの径を拡大しながら薄くし、リアブレーキキャリパーを小型・軽量化するなど、軽量化と安定したブレーキング性能の両立を図った。
 
カラーリングは、質感の高いグラファイトブラックとウイニングレッドの2色を設定した。ホンダのウイングマークをイメージしたストライプパターンとして、鮮やかなキャンディーフェニックスブルーとウイニングレッドの2色を設定し、計4カラーリングの中からの選択が可能。
 
価格は123万9000円。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 米トヨタ、新世代オーディオマルチメディアシステム発表…『RAV4』新型から搭載へ
  2. 「日本カー・オブ・ザ・イヤー」10ベストカーが10月30日発表へ、ノミネート車35台をチェック!
  3. トヨタ『カムリ』新型に「GT-Sコンセプト」、スポーツセダンの新境地を提示…SEMA 2025
  4. 免許不要で歩道走行可能な新型4輪モビリティ、全幅59cmの「CURIO Q1」初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. 初心者必見! ブレーキ強化で失敗しないための「キャリパー比較」入門~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る