ホンダの福井威夫社長は23日、東京で開いた新型軽自動車『ゼスト』の発表会場で今後のハイブリッド車開発について「『シビック』より下のクルマについても色々検討していく」とし、より小型のクラスへの展開も図る意向を示した。
ただ、22日に日本経済新聞朝刊で報じられた次期『フィット』でのハイブリッド車設定については「フィットでやるという可能性が全くないとは言わないが……」と述べるに止まった。
福井社長はかねて、ハイブリッドシステムの「コスト低減推進」を強調しており、小型モデルへの展開は原価の改善が大きな前提となる。