トヨタのラルフ・シューマッハが兄ミハエルのタイトルの可能性について否定的な見解を披露した。
昨年フェラーリにとって大ブレーキとなったと考えられているブリヂストンタイヤは大幅に性能を回復。今年のフェラーリは強さを取り戻すとの見方が強い中、ラルフはその可能性を否定する。
「現実的に見て、チャンスはないと思うよ。ただミハエルはシーズンを楽しめるはずだと期待はしている。同じブリヂストンチームとしてより近くで作業するようになったんだけに、そう断言できるんだ。そこ(フェラーリ)にポテンシャルは見えないよ。それでも彼が楽しめれば僕は嬉しいけどね」とラルフは実兄の2006年シーズンを予想している。