ブリヂストン、多気室タイヤを開発

自動車 ビジネス 企業動向
ブリヂストン、多気室タイヤを開発
ブリヂストン、多気室タイヤを開発 全 1 枚 拡大写真

ブリヂストンは、3つの空気室(タイヤ内部の圧力容器となる部屋の部分)を持つ多気室タイヤを開発したと発表した。

多気室タイヤは、同社が将来のタイヤのあり方について研究・開発する過程で生まれた全く新しい考え方に基づいたタイヤ。多気室タイヤは、中央にある主気室とその左右にある副気室の空気圧をそれぞれ独立して調節することでトレッド部(踏面)と左右のサイドウォール部(側面)の剛性バランスを変化させることが可能となる。

これによって、あらゆる路面状況下でも、タイヤと路面との理想的な接地状態を作り出し、安定した快適な走行を可能にする。同じタイヤでの乗り心地や運動性能などを、ニーズに合わせて調節することも可能だ。

さらに、3気室が独立しているため、釘踏みなどで一部の気室の空気圧がゼロになっても、他の気室が荷重を支え一定の距離を走行することができる。

同社は、多気室タイヤの実用化に向けて今後も研究・開発を進めていく方針だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
  2. ミシュラン「PILOT SPORT 5」、みんカラ年間大賞1位獲得…タイヤ・ホイール部門
  3. スズキ『ジムニー』シリーズ用、スリムな「リアラダー」登場! ルーフへのアクセスもスタイリッシュに
  4. “車内スマホ生活”を強力サポートする、パワフル「USBプラグ」の新作登場![特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 5000万円超えの「911」、F.A.ポルシェ生誕90年記念の『911 GT3』発表…世界90台限定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る