エタノール気運高まる---でも日本では?

エコカー 燃費
エタノール気運高まる---でも日本では?
エタノール気運高まる---でも日本では? 全 1 枚 拡大写真

バイオマス(生物由来)燃料を積極的に使おうとする気運が高まっている。05年からの原油高でコスト競争力が出てきたことに加え、ブッシュ米大統領が今年の一般教書演説で『石油依存からの脱却』を宣言し、エタノール燃料などの普及策を打ち出した。

ただ、ブラジルやアメリカは広大なサトウキビ畑やトウモロコシ畑を持つ農業大国でもあり、農業保護の側面も強い。

日本でもエタノール燃料などをメディアが紹介し始めているが、供給安定性やコスト高(=税金による補助策)などのリスクを抱えてまで普及させるべきかどうかで、意見が分かれているのが現状だ。

植物などからエタノールを作れば、化石燃料と違って二酸化炭素の純増につながらず、地球温暖化対策になることは確かだが「転作なら良いが、エタノール生産のため、供給国で森林伐採が進めば本末転倒ではないか」(大手石油元売)との意見も出ている。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 放置した夏の汚れがニオイに変わる前に! プロ目線で学ぶ車内清掃の正解~Weeklyメンテナンス~
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. RAYSからコスパ最強シリーズ「RSS」が爆誕!“各車種専用設計”でもうホイール選びは迷わない、冬も夏も即戦力だPR
  5. 名車復活! ホンダ『CB1000F』11月14日発売が決定、価格は139万7000円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る