【ジュネーブモーターショー06】フェラーリデザイン、新たなステップへ

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【ジュネーブモーターショー06】フェラーリデザイン、新たなステップへ
【ジュネーブモーターショー06】フェラーリデザイン、新たなステップへ 全 5 枚 拡大写真

「これは新たなフェラーリデザインのファーストステップ」と『599GTBフィオラーノ』のデザインをまとめたピニンファリーナデザインディレクター奥山清行氏は言う。

「今までのフェラーリはエレガントさはあったが、若干控えめな印象があった。それを踏まえて、“エレガンス”は保ちながら、“強さ”を与えること、これが今回のフィオラーノのデザインのミッションだった」確かにこのフィオラーノは、エアインテーク、エアアウトレットを各所に設け、高い走行性能を予感させるデザインとなっている。

さらに、奥山氏はカーブの性質にもこだわったという。

「このクルマを構成するカーブはすべて1方向の曲線。S字カーブは女性的な印象を受けるので、今回は排除している。その1つの例がサイドウインドウ下端のラインの折れ。ここを滑らかに繋がず、あえて折り曲げることで力強さを強調している」

また、テールランプを4灯ではなく2灯にしたことも、フェラーリデザインが変化の時を迎えたことのメッセージであると奥山氏は語った。

フェラーリが踏み出した新たな一歩、世界中のティフォシの反応やいかに。

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