【新聞ウォッチ】張副会長、“私のプライバシー”を日経夕刊に連載中

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朝刊から気になるニュース、気になる自動車関連記事をピックアップ、その内幕を分析するマスコミクルージング(原則として朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版を対象にチェック)。

2006年3月9日付

●電機・自動車賃上げへ、背景に人手不足 業績で格差も(読売・9面)

●キヤノン、量産進まず、新薄型TV発売延期(朝日・17面)

●スズキと三菱ふそうリコールを届け出(朝日・37面)

●需要伸びる小型ビジネスジェット、富士重が本格参入(産経・8面)

●トヨタ、一時金満額回答へ7年連続 ベアの1000円は難航(東京・1面)

●トヨタ春闘、GM不振、交渉に影、経営側、人件費増大を警戒/奥田会長、GM支援姿勢を強調(東京・6面)

●物流子会社を合併、ホンダ(東京・6面)

●日産 米で社債10億ドル、金利上昇観測、前倒しして調達(日経・11面)

●インドで二輪車増産 ホンダ年650万台体制に(日経・13面)

ひとくちコメント

入社試験の英語で「ビッグスリー」という言葉が出てきて、「大きな3て何だ」と頭をひねった記憶がある---。今週6日から日経夕刊の文化面「こころの玉手箱」に短期連載中の張富士夫・トヨタ自動車副会長の“自伝”がなかなか興味深い。

これまでにも張氏の“プライバシー”は、新聞、雑誌等で書き尽くされていたと思ったが、第1回の「人生を決めた剣道」の中で、剣道を始めたきっかけなど、初めて知ったエピソードも多い。2回目の「ベートーヴェン」も大のファンということはよく知られているが、寮生活時代に、仲間から「柄にもない」と冷やかされ、ちゃんと聞かせてもらえなかったというエピソードも面白い。

この連載には記されていないが、筆者の取材によると、トスカニーニ、フルトベングラー、カラヤンなどのクラシックのレコード盤もかなり買い集めていたとみられ、「レコード屋にもツケがたまっていたのではないか」という話を当時の同僚から聞いたことがあった。何をやっても、徹底的にやり抜くという張氏の人柄が伝わる自伝である。

《福田俊之》

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