ITSスマートモール報告会・デモ展示会を実施

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ITSスマートモール報告会・デモ展示会を実施
ITSスマートモール報告会・デモ展示会を実施 全 9 枚 拡大写真
ITSスマートモール検討会は3月8日、名古屋市中村区の産業技術記念館で報告会を開催した。ITSスマートモールは、無線LANや地上デジタル放送などさまざまな通信方法を活用して市街地や商店街等での情報提供や交流を図る、総務省東海総合通信局を中心とする官民合同プロジェクトだ。

この日は、検討会の代表を務める森川高行名古屋大学大学院教授のあいさつの後に8人の報告者が現在までの取り組みに経過を報告。近日実施予定の公開実験についてもアナウンスした。

■地上デジタル(名古屋テレビ放送/中部日本放送)

名古屋テレビ放送(メ〜テレ)と中部日本放送(CBC)は地上デジタル放送と通信を組み合わせた新しい情報提供システムを提案。メーテレは家庭用の地デジ対応テレビへの「TVメルマガ」を配信しており、CBCは大手百貨店の店舗案内情報をワンセグデータ放送と通信で提供する。

メ〜テレの「TVメルマガ」はグルメやイベントなどの情報を含むメルマガをBML(地デジデータ放送向けのページ記述言語)に変換し、ネットに接続された地デジ対応テレビに配信する。CBCによる情報配信はワンセグ対応携帯端末から百貨店のフロアガイドや百貨店や各店舗が提供するブログが閲覧できる

端末の違いはあるが、昨今叫ばれている「放送と通信の融合への取り組み事例として注目度は高かった。地方局ならではのローカル情報提供を組み合わせたコンテンツはなかなか魅力的。いずれも現在、実験が実施中だ。

■携帯電話(NTTドコモ東海/パステルラボ)

NTTドコモ東海は、2005年12月からサービスを開始したおサイフケータイの発展版であるケータイクレジット「iD」への取り組みについて報告。利便性と高いセキュリティをアピールした。パステルラボは、2005年12月に名古屋市内で実験をおこなった視覚障がい者へのトイレ情報提供システムを紹介した。トイレ内のレイアウトを、電子タグで読み込ませて携帯電話から音声案内するというものだ。

■DSRC(沖電気工業/ITS事業企画)

沖電気工業とITS事業企画は、DSRC:狭域通信を活用した情報提供システムを紹介。沖電気のDSRCによる音声通信は固定電話並の通話品質を確保しているという。ITS事業企画は、多機能ETC車載器を利用した駐車場やガソリンスタンドなどの決済サービスの事業化事例を紹介した。愛・地球博開催期間中に開始したものだ。

■MCA(東海移動無線センター)

東海移動無線センターはMCA(Multi Channel Access )無線機を内蔵した電子掲示板「ITDP」をアピール。広域通信が可能で災害に強いMCA通信を活かし、災害時の情報提供に役立てたいと説明した。

■無線LAN(インターネットITS協議会)

最後にインターネットITS協議会は、南大津通商店街の「ITSアベニュー」計画の取り組み状況を報告。名古屋随一の繁華街である同商店街に無線LAN網を張りめぐらせて、イベントやセール情報を降らせるもの。無線LAN対応の携帯機器を持っていれば誰でも情報を得ることができる。こちらも近日実験を開始予定とのことで、展示会では『PSP』を使っていた。

《ITS DAYS》

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