三菱自動車に700万ドル支払い命令

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アメリカ、サウスカロライナ州の裁判所で16日、三菱自動車に対して700万ドル(約8億2000万円)を支払うよう判決が下された。

裁判によると、原告となったのは2002年に三菱『モンテロ』に乗車していて事故を起こし、友人を死亡させた当時21歳の大学生とその家族。原告は「友人が死亡したのは三菱のクルマに安定性がなく、危険だったため」と主張。この大学生自身も後遺症の残る怪我をしている。

陪審は原告本人の負傷や友人を死なせた精神的苦痛などで、三菱の賠償責任を認める判決を下した。

陪審は、原告側弁護士の「三菱は安全なクルマを生産する義務を怠り、車両テストを適正に行わなかった」とする主張を全面的に受け入れたが、三菱のクルマに欠陥があった、という具体的根拠は示されないまま。

もしかしたら日本での欠陥隠しがこんなところにも影響を及ぼしたのかも。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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