トヨタ、清華大学との共同研究センターを開設

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トヨタ自動車と中国の清華大学は、23日に清華大学の構内で、「清華大学−トヨタ研究センター」のオープンニングセレモニーを開催した。

セレモニーには、清華大学から康克軍副学長、王賛基副院長、トヨタから瀧本正民取締役副社長、服部哲夫専務取締役らが出席した。

清華大学とトヨタは互いの技術力向上を目的に、1998年から共同で技術講座を開催し、2003年からは共同研究を実施してきた。今回「持続的な世界経済・社会の発展」と「環境と調和した豊かな社会づくり」の実現に貢献するため、さらなる連携の強化が必要と判断、2005年11月にセンター設立について、基本契約を締結した。

センターの最高意思決定機関である管理委員会は、清華大学の康副学長、王副院長、張風桐主任、馬軍主任、トヨタの瀧本副社長、服部専務、上田建仁常務役員、豊田汽車技術中心(中国)有限公司の佐々木昭総経理(トヨタ常務役員)のメンバーで構成される。

センター設立後は、共同研究のテーマを、従来の環境科学、エネルギー、材料科学の3分野に加え、自動車学部と連携して車両安全技術分野にも拡大し推進していく。

また、ホームページを通じた研究テーマの公募、成果報告なども実施する。

《レスポンス編集部》

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