【IICデモ】ヒヤリハット地図が自動でできちゃう

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【IICデモ】ヒヤリハット地図が自動でできちゃう
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デモ公開されたアプリケーションのうち、興味深かったのがプローブ情報を活用したサービスだ。プローブ(probe)とは「探針」などの意味。

クルマ1台1台の速度やブレーキランプ点灯情報などを通信技術で集めて、その周辺の状況を探ろうというものだ。例えば、速度を監視していれば混雑状況がわかるし、ある地域のクルマのワイパーが一斉に動作し始めれば雨(または雪)が降ってきたことがわかる。ABSやトラクションコントロールの動作情報を集めれば、その地点が危険な凍結箇所ということもわかるのだ。

もちろん、クルマ1台だけの情報では信用性に問題があるが、数百、数千台分の情報を集めることで信頼性も高まる。また、クルマが走っているところならどこでも情報を収集できるのもプローブのメリット。車両感知器などのインフラを整備することなく、リアルタイムの交通情報が作れるのだ。

体験デモでは、急ブレーキ多発地点などをもとに「ヒヤリハット情報」を作り、ドライバーに危険箇所を警告していた。歩行者が携帯電話などで「危険だな」と感じた場所をアップロードできるのもミソで、自然発生的にヒヤリハット地図ができることになる。

《編集部》

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