あいおいが、異業種の新損保設立を支援

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あいおい損害保険が、SBIホールディングス、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)、アドバンストクリエイトの3社が計画する損保新会社の設立を、それぞれ支援する。あいおいはこれら異業種と組むことにより、流動化する顧客や、既存の販売チャンネルでは取りこみにくくなっているユーザー層と接点を持つことができる。

あいおい損保は、旧千代田火災と旧大東京火災が合併し、01年4月に設立された。もともと旧千代田はトヨタ自動車系列の販売会社に強く、大東京は整備工場ルートに強みを持つ。

ただ、保険が自由化され保険料の値下げ競争が進んだ中で、より安い保険料を求めて顧客が流動化。基本的には1年ごとに契約を更新する自動車保険は、契約更新のたびに他社や通販系損保に顧客が流れる可能性が高い。

顧客が流動化するなかで、大手損保の従来型の販売チャンネルでは顧客を守りにくくなっていることは確か。あいおいにとっては3社を支援することで、間接的であるにせよ多様な顧客層にアプローチできるメリットがある。新会社への出資や、事故時の対応を行う損害調査網をあいおいが提供する可能性もある。

《編集部》

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