エンジントラブルの夜行高速バスにトラック激突

自動車 社会 社会

27日未明、宮城県仙台市太白区内の東北自動車道下り線で、エンジントラブルを起こして路上に停車していたJRバス関東が運行する夜行高速バスに対し、後ろから来た大型トラックが激突した。バスの車体は大破し、乗客乗員12人が軽傷を負っている。

宮城県警・高速隊によると、事故が起きたのは27日の午前4時20分ごろ。仙台市太白区茂庭付近の東北自動車道下り線で、路肩に止まっていたJRバス関東が運行する夜行高速バス(東京発、盛岡行き)に対し、後ろから走ってきた大型トラックが追突した。

バスの車体は後部を中心に大破。乗客27人のうち11人が打撲などの軽傷を負ったほか、バスとトラックの運転手も軽傷を負い、近くの病院に収容されている。時間帯が未明ということもあり、ほとんどの乗客は就寝していたという。

現場は片側2車線の見通しの良い直線区間。バスはエンジントラブルを起こし、路肩に停車したが、車体の一部が第1車線(走行車線)にはみ出していた。トラックはバスの車体右後方から激突したが、衝突部位に座席が無いタイプのバスであり、しかも客席の位置が通常のバスよりも高い位置にあるスーパーハイデッカータイプだったことから、幸いにも死亡者は出なかった。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 日産、新型SUV『カイト』予告…ブラジルで生産し世界20か国以上に輸出へ
  3. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  4. スズキ『エブリイJリミテッド』に対応、軽キャンピングカーキット発売…ブレイズ
  5. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る