【レクサス GS450h 発表】デンソーがコンバータや電池監視ユニットなど開発

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【レクサス GS450h 発表】デンソーがコンバータや電池監視ユニットなど開発
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デンソーは、ハイブリッド車用の小型、軽量、高性能化したDC-DCコンバータ、電池監視ユニット、システムメインリレーを開発したと発表した。これらの部品は3月にトヨタ自動車が発売したレクサス『GS450h』に搭載されている。

DC-DCコンバータは、ハイブリッド車の動力源用主電池の高電圧を低電圧に変換する装置。今回開発したDC-DCコンバータは独自開発した電圧変換回路を使用するなどの工夫で、従来製品よりも電圧変換時のエネルギー損失を半減、燃費の向上を実現した。冷却方式も水冷から空冷とすることで冷却水が不要となり、搭載位置の自由度が向上した。

電池監視ユニットは、高電圧電池を効率的に使用するため、電池の電圧、電流、温度を検出する。今回開発したものは、低電圧回路部の素子だけでなく、高電圧回路部の素子も基板の両面に配置することで、小型・軽量化を実現した。これに加え、素子数も減らす工夫で、従来よりも体積で65%、質量で50%低減した。

システムメインリレーは、高電圧電池と高電圧システム間をオン・オフする装置。今回開発したものは、可動部と固定部の構造を工夫し、電流の遮断性を低下させずに、オン・オフ時の可動部と固定部の接触の衝撃を緩和した。これにより作動音を従来品よりも約10dB低減し、静粛性を向上した。部品数の削減で組み付け性も向上した。

《レスポンス編集部》

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