【VW パサート 新型日本発表】よく使う人に…広くて便利な荷室

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【VW パサート 新型日本発表】よく使う人に…広くて便利な荷室
【VW パサート 新型日本発表】よく使う人に…広くて便利な荷室 全 4 枚 拡大写真

新型フォルクスワーゲン『パサート/パサート・ヴァリアント』のウリのひとつは、荷室スペースの広さだろう。パサートは歴代モデルとも、同クラスのライバルを圧倒するスペースユーティリティの高さでユーザーの支持を集めてきた。その美点は新型でもしっかりと継承されている。

「ヴァリアント」(ワゴン)の荷室容量は、リアシートを使用している状態で603リットル。さらにリアシートを折りたたむことにより、荷室を奥行き1960mm、1731リットルにまで拡大することができる。こ

の数値だけでも、リゾートエクスプレスとして充分な広さを有していることがわかるが、使い勝手についてもさまざまな工夫がなされている。長尺物を搭載しやすいよう、テールゲートは最大2060mmまで跳ね上げ可能。開口部下端は地上高720mmと、重量物の積み降ろしも楽にできる高さ。開口部の最大幅も1300mmを確保している。

パサート・ヴァリアントはセダンと同様、豪華装備を満載しており、快適なバカンスを約束してくれるだろう。

一方、セダンのほうもトランク容量は565リットルと、このクラスとしてはきわめて広大。空港送迎やゴルフ、大荷物を搭載しての帰省ドライブなどは、これ1台で充分という数値だ。

EUでは頑丈でスペースユーティリティも高いということで、タクシー用車両としても人気が高いパサートだけに、日本でもヘビーユーザーにとってはかなり魅力的なモデルと言える。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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