タンクローリー横転、軽油が広がって名神不通

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6日早朝、大阪府吹田市内の名神高速道路上り線で、大型タンクローリーが中央分離帯に衝突して横転する事故が起きた。この事故によってタンクローリーの輸送用タンクが破損し、積載していた軽油8キロリットルが路上に流出。現場を含む豊中−吹田インターチェンジ間が約6時間に渡って不通となった。

大阪府警・高速隊によると、事故が起きたのは6日の午前6時ごろ。吹田市山田南付近の名神高速上り線で、53歳の男性が運転する大型タンクローリーが走行車線から追越車線側に逸脱し、そのまま中央分離帯のガードレールに衝突した。タンクローリーは弾みで横転して滑走。輸送用のタンクが破損し、積載していた軽油のうち約8キロリットルが流出。燃料は帯状に約100m拡散した。

火災の恐れもあることから、事故現場を含む名神高速の豊中−吹田IC間は事故直後から不通となり、地元消防が粉末の油処理材や吸着マットを使うなどして処理に当たったが、上り線は約6時間、下り線は約5時間に渡って不通となった。

警察ではタンクローリーを運転していた男性から事情を聞いているが、男性は「前方のクルマが減速したことに気づくのが遅れ、衝突回避のために急ハンドルを切った」などと話しているという。

《石田真一》

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