トヨタ紡織は、ロシアに自動車用シートを生産する新会社を設立すると発表した。トヨタが2007年からロシアに新工場を建設して『カムリ』を生産するのに対応する。トヨタ系部品メーカーがロシアに進出するのは初めて。
トヨタ紡織は、トヨタ自動車の現地生産拡大に合わせて、米国、中国、アジア、欧州にグローバルで事業展開している。トヨタは、2007年末にロシアでカムリを生産するため、ロシアにもシートを生産する新工場を建設する。投資額は約3億3000万円。
ロシアに設立する会社名はトヨタ・ボウショク(ロシア)で、工場はトヨタのロシア工場内に建設する。資本金は2億3000万円で、資本金はトヨタ紡織が95%、豊田通商が5%。自動車用シートを年間2万セット生産する予定だ。従業員数は生産開始時が90人。