9日未明、群馬県高崎市内のガソリンスタンドで客を装った2人組の男が刃物で店員を脅し、売上金など現金約70万円を奪って逃走する事件が起きた。店員にケガはなく、警察では強盗事件として捜査を開始している。
群馬県警・高崎署によると、事件が起きたのは9日の午前3時15分ごろ。高崎市下小塙町付近の県道沿いにある24時間営業のセルフ式ガソリンスタンドで、客を装って入店してきた2人組の男が「給油方法がわからない」と言って、23歳の店員を事務所から呼び出した。
男たちは出てきた店員に刃物のようなものを突きつけて「カネを出せ」と脅して事務所内の金庫を開けさせ、中にあった現金約70万円を奪って逃走した。店員にケガはなく、男たちが逃走した後に警備会社へ事件発生を通報。警察への連絡は警備会社から入っているという。
警察では強盗事件として捜査を開始。逃げた男たちの行方を追っている。容疑者は25歳ぐらいの男と、30歳ぐらいの男。2人ともスウェットを着用していた。