スズキとマルチのインド合弁工場、マルチが吸収合併

自動車 ニューモデル モーターショー

スズキは13日、インドの四輪生産・販売子会社、マルチ・ウドヨグ社と合弁で設立した四輪生産会社「マルチ・スズキ・オートモービルズ・インティア社」(MSAIL)を、マルチ社が吸収合併すると発表した。競争が激化するインド市場で、商品・コスト競争力を高める。

MSAILは、スズキが30%、マルチが70%を出資し、05年に設立した。今年10月に稼働する予定で準備を進めている。

これまでの計画では、MSAILが生産し、マルチが販売や購買、研究開発を行う計画だった。ただ、インド市場は今後、日系や欧米メーカーの参入が本格化し、競争が激しくなる見通し。このためマルチがMSAILを生産事業部門として吸収し、商品開発力や生産性、コスト競争力を高める。

マルチ社は、スズキが保有するMSAIL社の30%の株を買い取り全額出資会社にし、吸収合併する。MSAILは、マルチ社の「マネサール工場」として稼働させる。これにともない、MSAILの年間生産計画は、当初計画の10万台から、08年度以降には25万台に引き上げる。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
  2. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  3. フェラーリ『テスタロッサ』復活、新世代電動スーパーカーは1050馬力
  4. 「ほぼモデルチェンジ並み」フロントマスクが大胆チェンジ! 新型レクサス『IS』が話題に
  5. ホンダが新型軽EV『N-ONE e:』を発売、航続295km、価格は269万9400円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る