自工会の小枝会長、2年間の会長職を振り返る

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自工会の小枝会長、2年間の会長職を振り返る
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日本自動車工業会の小枝至会長は17日、自工会会長として最後の定例会見を行い、「この2年間は日本の自動車産業が大きな成長を遂げた」と満足げに振り返った。

日本の自動車市場はここ数年、600万台弱と低迷を続けているが、国内の生産台数は05年度も1000万台を超え、ほとんどの自動車メーカーが増産に追われている。そのうえ、日本メーカーの海外生産も増える一方で、05年度は1000万台に達した。

「グローバルな販売台数が6000万台なので、日本メーカーが3分の1を占めたことになる」と、小枝会長は語り、こう続けた。

「これは、部品産業、資材産業、その他関連産業と一緒になって努力した結果で、国内の基盤が世界で競争力を確保するために重要である」

文字通り“小枝自工会時代”は、日本の自動車産業が総合力を発揮し、世界に対してその強さを見せつけた2年であった。

《山田清志》

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